統合失調症(精神分裂病)とは?
・脳などの神経系に生じる慢性の病気
統合失調症は、さまざまな刺激を伝えあう脳をはじめとした神経系が障害される慢
性の疾患です。詳細は不明な部分もあるものの、ドーパミン系やセロトニン系といっ
た、緊張―リラックスを司る神経系や、意欲やその持続に関連する系列、情報処理・
認知に関する何らかの系列にトラブルが起きているといわれています。
・およそ100人にひとりの割合でかかっている人がいる
世界各国で行われたさまざまな調査により、統合失調症の出現頻度は地域や文化に
よる差があまりなく、およそ100人にひとりは、かかった体験をもっていることが
わかりました。これは、統合失調症が奇病の類(たぐい)ではなく、誰しもが体験しう
るような病気であるということです。
PR